毒親への罪悪感を抱えたまま大人になって
しまったあなたへ

90日で毒親から取り込んだ不要な罪悪感を
解放し「 親軸」から「自分軸」へシフトする
“書き出す親離(しんり)カウンセリング”

親離カウンセラーの井上秀人です。

毎日暑いですね~!今日は群馬の館林で最高39.5度を記録したそうですね。
40度超えが当たり前になる日が近い将来きそうで怖いです・・・。

さて、今日は前回の記事「他人を攻撃せずにはいられない人」の続きです。
前回の記事はこちらからどうぞ

その中で攻撃されやすい人の特徴として3つお話しました。

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1.他の人が私についてどう言っているかを気にすれば気にするほど、自分自身の判断に
自信を持てなくなる

2.自分自身の判断に自信がなくなればなくなるほど、自分自身の価値について不安になるので
他人から愛されたいとか、認められたいという欲求が強くなる

3.他の人に愛されたい、認められたいという欲求が強くなればなるほど、気に入られるように
しようとするので、他人の評価をますます気にするようになる。その結果、他人の評価に依存
してしまう事態になることさえある。

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このように他人の評価が基準となってしまうと、ますます悪循環に陥ります。

いわゆる「良い人」と周りから良く言われる人は注意が必要です。

周りが求める「良い人像」を壊さない様に自分の本音を抑圧した生き方が
当たり前になってしまっているかもしれません。

こういう人が「攻撃欲の強い人のターゲット」になりやすいのです。

ではなぜ良い人像を壊せないのか?

ですが、それには今までの体験が影響しています。

“人間関係の中で繰り返し経験してきた事やインパクトに強く残っている事”

の中にヒントが隠されているかもしれません。

これらの体験が生きる上でのルール(思い込み)となり、あなたの生き方を縛っているのです。

今では立派な大人になり善悪の分別もつくのに、過去に経験したルールを適用してしまっているのです。
大人になった今でも過去に縛られているのです。

それは、人間関係の中で相手に

・嫌われたくない
・離れていってしまう
・罪悪感を感じる
・期待を裏切りたくない

などの反射的な反応が行動する前に自動的に思考となって
まさに無意識にあなたの行動パターンを決めてしまっているのです。

そうする事で自分が傷つかない様な行動を選択しているとも言えます。

誤解を恐れずに言うと、

攻撃されないように振る舞う事がかえって攻撃されやすい状況を生み出してしまっているのです。

お互いにそういった状況を作り出し、相互に依存しているとも言えます。

そのような依存関係から脱却するためには、まずそんな自分自身の行動パターンを
知る必要があります。
行動パターンを知れば、なぜそれが起こるのかの無意識の思考(思い込みやルール)を
知る事が出来ます。

無意識の思考が分かれば、意識してその思考を受け入れて役に立たないのであれば
役に立つ、心地良い思考に変えていけばいいのです。

次回はその思考の見つけ方を詳しくお伝えしていきますね。

【編集後記】

カウンセリングの療法の1つに認知行動療法という手法があります。
今回お話した無意識に出てくる自動思考を見つけ、新たな思考に変えていく事を
していきます。次回はその手法についてお話しますね。