毒親への罪悪感を抱えたまま大人になって
しまったあなたへ

90日で毒親から取り込んだ不要な罪悪感を
解放し「 親軸」から「自分軸」へシフトする
“書き出す親離(しんり)カウンセリング”

親離カウンセラーの井上秀人です。

元日本テレビキャスターの丸岡いずみさんがうつ病になってから乗り越えて
今に至るまでを赤裸々に綴った自伝的エッセイ

「仕事休んでうつ地獄に行ってきた」について

私はあまり丸岡いずみさんのことは存じ上げてませんでしたが、
うつ病を患い、その体験をテレビでお話しているのを見て知りました。

確かナイナイアンサーだったと思います。

そんな丸岡さんがうつ病について「うつは誰でもかかる病気」と言います。

こちらです。

丸岡いずみ 仕事休んでうつ地獄に行ってきた

 

【本文からの抜粋】
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・「死にたいと思ったことはありますか?」「はい・・・・」それまで、どんなに
死にたくなっても、心配をかけると分かっていたから、両親や友達には話せません
でした。でも、自分がうつ病になったという事実をありのままに受け入れるまでに
は、それなりに時間がかかりました。「うつ病患者=負け犬」みたいな、ネガティブ
なイメージを抱いていたのだと思います。それに、うつ病は「ストレスを溜めこみ
やすい人が患う」という根強い思い込がありました。だから、「うつ病なんて
私には一切無関係」だと思っていました。

・自分で自分に認知行動療法を施すから、薬なんかに頼らなくても大丈夫と、かたくなに
思い込んでしまったのです。認知行動療法とは、簡単に言えば、自分の考え方のクセを
よりよい方向に変える為の治療法のこと。認知行動療法そのものは、とても素晴らしいのです。
しかし、診断された患者本人が、自分で自分を治すなんて無理。すごくバカだったと思います。

・今考えても、うつ病の症状で一番つらかったのは、「眠れない」「食べれない」ことだった。
食事は、母が毎食おかゆを作ってくれました。それと副菜をちょこちょこ食べるくらいですね。
「自分の口でちゃんと食べないと、体力が著しく低下してしまう」ということばかり考えていたので
無理して食べていました。こういうところ、無性に頑張ってしまうのです、私。

・ボーッとしていると、悪いことの連想ゲームが始まります。悪いことばかりがグルグル頭に
浮かんでくるのです。これも地獄でした。一度ゲームが始まると、自分ではどうにも止めることが
できないのですから。この状況から救われる方法は、何ひとつ見つかりませんでした。
そして、「死んだ方がましだ」と考えるようになるのです。父のベルトを見たら、見ているだけで
「首をつったらラクだろうな」と思います。実家は和室ばかりでドアノブがなく、結局ベルトを
ひっかける場所が見つかりませんでした。なす術もなく、ひとりでうつ地獄を彷徨っていました。
一日一日、「なんとか今日も生き抜いた・・・」、そんな感じです。東京にひとりでいたら、
間違いなく死んでいました。

・退院後はマイペースでのんびりと療養生活を続けました。体調は行きつ戻りつの時もあり、
やる気が起きない日もありました。そんな日は焦らず無理せず、ゆっくり過ごします。
震災の映像も見れなかったりしましたが、さほど気にしていませんでした。
「〇〇をしなくてはいけない」という考え方を全て捨てました。眠る時間や起きる時間も
特に決めず、8,9時間は睡眠を取ります。ただし、昼夜は逆転しないようにしました。
それから、うつ病にいいから、〇〇を実践するとか、〇〇を食べるとか、巷にあふれる
うつ情報には振り回されないようにしました。

・3月には新聞を読んだり、インターネットで検索したりできるようになりました。
ネガティブな情報に触れても、一皮剥けたのか、以前のように気になりません。
うつ病になる前は、ネットの情報や週刊誌の記事には、過敏に反応していました。
どん底まで落ちて戻ってきてからは、開き直れたというか、「もう好き勝手に書いてくれたら
いいや」という、気楽な感じで受け止められました。随分とラクになりましたね。

・私の場合、最悪以下のマイナス状態まで突き落とされたから、見えてきたものがあるのです。
そこまで落ちないと見えないものって、確かにある。人生=仕事ではないのですね。
主人の素晴らしさも、仕事一直線の時だったら、気づけなかったかもしれません。
うつ病と診断された時、主人に電話で「私、うつなんだよ。先生にそういわれた」と話したら
「うつなんて普通に誰でもなるでしょ」と返してくれました。それで、「そうか、普通なのだ」
と思えて、救われる思いでした。「うつを乗り越えようと思わなくてもいいんじゃないの。
うつも個性のひとつでしょう」とも言ってくれました。すごくうれしかったです。
幸せの基準は、人それぞれ。自分の心に正直に生きることなのですね。やっと気づきました。

・うつ地獄にいる時は、「もう二度と地獄から出られない。生涯終わりなき責め苦を受け続けて
廃人になるのだ」と思いこんでいました。希望が持てず、お先真っ暗のどんよりと重い心境でした。
「いつか、この最悪な状態から抜け出せる日が来る」なんてこと、まったく考えられませんでした。
今となっては、これもうつ病に対する私の「根強い偏見と誤解」のひとつだったと思います。
ちゃんと薬を飲んで治療を受けたら、回復して元気になりましたから。

・自殺を考えてしまうほど苦しい時でも、「いつかは終わる」という事を、ぜひ思い出してもらい
たいのです。そういうふうに気持ちを持っていくのは、簡単な事ではないと分かっています。
それでもあえて声を大にして言いたいのです!それから、「いつかは終わる」という気持ちが持てた時
焦りは禁物です。一刻も早く乗り越えようと頑張ってしまうと、うつは悪化します。どうしても
「早く治さなくては」「会社に行かなくては」「復帰しなくては」という感じになりますものね。
でも、それは明らかに逆効果です。主人から「うつ病を乗り越えようと思わなくていいんじゃないの」
と言われた時、「そうか!」と思いました。目からうろこが落ちました。「上手に付き合っていけばいい」
と考え方を変えただけで、肩の荷がふわりと軽くなって、腹が据わった気がします。

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とても読みやすく一気に読んでしまいました。

一般的にうつになりやすい人と言われている性格と正反対の丸岡さん、
うつ病は誰でもなる、という言葉がズッシリと重く響きます。

うつ病は脳の病気とも言われています。

病気という事は誰でもなる可能性があるという事です。

こころの風邪なんて軽く見るのではなく、しっかりと治療するために
向き合う必要があります。

また、親や周囲に遠慮して、自分の本心を話せずに
ストレスを抱え、やがて相手や自分を責めるようになると
うつになりやすいとも言われています。

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【編集後記】

今日は息子の小学校の持久走大会でした。私は行けませんでしたが前回
より順位が大幅アップしたとの報告をメールで受けました。
明日の朝褒めてあげようと思います!