毒親への罪悪感を抱えたまま大人になって
しまったあなたへ

90日で毒親から取り込んだ不要な罪悪感を
解放し「 親軸」から「自分軸」へシフトする
“書き出す親離(しんり)カウンセリング”

親離カウンセラーの井上秀人です。

前回書いた小島慶子さんの著書「解縛」に対する反応がそこそこ高く
書いた本人が驚いてます。

やはり人類普遍のテーマ「家族」に対しての話は自分ごととして
捉えやすのかもしれませんね。

有名人というのも、興味関心という意味でも大きいでしょう。

今日は表現しにくい感情にフォーカスしてみます。
親との問題も絡んできますので、自分ごととして考えるのに
丁度良いかもしれません。

あなたはは感情を表現する事への恐れはありますか?

例えば、人間関係の中で日常的に抑えている感情はないか、
と考えてみると出てきやすいかもしれません。

こんな流れで考えて見ます。
※⇒に書いてある私の答えを参考にしてみて下さいね。

■あなたが人に向かって1番表現しやすいのはどんな感情ですか?
⇒正直、誠実、親近感(私はいつでもオープンですよ)、楽しさなど。自分では、
心の底では安心・安全な「所属の欲求」を求めていると分析してます。

■1番表現しにくいのは、どんな感情ですか?
⇒怒りの感情。反射的に抑え我慢してしまう。平和主義と言っている割りには
わりと細かい事でイライラする(電車のマナーなど)。
部下に怒れない。怒るべきタイミングが分からない。
でも身近な人(奥さん)にはすぐに感情的になる。
ビジネス上ではリスクがある(自分が怒ることで不利になる) から怒るのを我慢し、
身近な人は怒っても関係が崩れないとどこかで思っているから怒るのでは?
こうやって見るとなんかイヤなやつですね(笑)

■やっかいな感情を表現する事で、どんな事が起きるのを恐れてますか?
⇒人から嫌われる、築いてきた関係が壊れてしまう、相手が悲しむ、恨まれる、
人が離れていくなど。
怒りの感情を出すことで、相手や相手の考えを否定する事に恐怖を感じる。
なぜなら、子供時代に自分が傷ついてきた経験(この場合は父との関係)を
無意識に思い出し、同じような形で相手を傷つけてしまうような気持ちに
なってしまうからでは?

こんな流れで、日常の人間関係から自分の感情を振り返ってみると
色んな発見があります。

とくに親との関係から感情を抑えてしまったり、逆に出してしまったりという
事が多いです。

子供の頃に無意識に身につけてきた、大人になった今では役に立たない
感情は思った以上にたくさんあります。

感情自体は良い悪いはないのですが(結局はあなたを守ってきたので)
その感情は「今、役に立っているかどうか」といった視点で考えると、
答えが出やすいかもしれません。

ぜひ取り組んでみて下さい。
あなたの知らない自分の感情のルーツを発見するかもしれませんよ

【編集後記】
最近、身近な事でも役に立つかどうか?という視点で考えてます。
洋服や本、雑貨、健康、食事などの目に見えるものから、
付き合う人脈、時間などの目に見えないものまで、なりたい自分にとって
必要かどうか?といった視点で考えるようにしてます。
まだまだムダばかりですが(苦笑)