変化と進化の違いを知ってますか？

先日、ベビーシッターが2歳の男の子を死体遺棄するという悲しい事件がありました。
インターネットのベビーシッターマッチングサイトがあるということを、私は恥ずかしながら知りませんでした。

今はなんでもビジネスとして形にしやすい時代なのだと思います。

一方、マッチングサイト云々を批判するのではなく（もちろん制度や仕組みなどは改善する必要ありますが）、
なぜマッチングサイトを使わざるを得ない顧客がいるのかを知る必要があります。

顧客の課題を解決する為にビジネスがあるのですから、顧客のニーズに目を向ける事は、問題の根本を知る事になると思います。

1番多い悩みはシングルマザー（ファザー）で子育てと仕事を両立していて、夜遅くまで働かなければならない職種で、どうしても子供を預けなければならないが周りに頼る人がいない。
経済的な余裕もないので値段が安く、簡単に利用できるものを求めざるを得ないといった背景があるでしょう。

それは偶然ですし受身です。再現性もありません。

一方、「進化」は自らコントロールできるものに対して、しっかり手綱を握り、良くするためにはどうすれば良いかという主体的なニュアンスがあります。

失敗しても改善を繰り返しより良いものにしていくことは進化といえるのではないでしょうか。
そのためには「日常とは違う行動」を取り入れ、1度、自分の習慣や行動パターンを見直し、想定しないような事を取り入れる必要があります。

想定内の行動でしたら、過去の延長線上ですよね。

仕事でもそうだと思いますが、何かしら大きな事を達成する為には、最初は無理だ～！と思ったような事に、逃げずに一生懸命取り組み、１人では限界を感じチームの知恵を借り、気がついたら想像できないような事を成し遂げるものだと思います。

きっと何かのトラブルで元に戻ってしまっても、自分で主体的に取り組んできた事はうまく行ったレシピがあるので再現性もあり、またうまくいくはずです。

カウンセリングでも自ら腑に落ちた事や納得して取り組んだことは、続きます。

うまくいかない時があっても、すぐに回復します。1度、成功体験を意識的にしているので再現性もあります。

変化と進化、似ているようで大きな違いです。

あなたはは「変化」と「進化」どちらを選びますか？

【お知らせ】
今月の体験セッションは全て埋まりました。ありがとうございます。
来月からはセッション料金の見直しを検討しておりますので、また改めて告知致します。

【編集後記】

今日の話は、昨日たまたまこんな話が出てきたことからインスピレーションを得ました。
蝶はどうやってイモムシからあんなに見た目が変わるのか？といった雑談でした。実は蛹から蝶になる過程で1度ドロドロの液体？（酵素がでるとか）になり全く違うものに作り替えられるのだそうです。何となく聞いた話を記憶を頼りに書いてるのでニュアンスが多少違うかもしれません。進化する為には、全く想定しないような事を取り入れる。進化は混乱を伴いますが、この話を聞いて、何事も最初は大変だしエネルギーがいるのだな～と感じました。混乱するのは進化へのサインなのだと、今では捉えてます。