毒親への罪悪感を抱えたまま大人になって
しまったあなたへ
90日で毒親から取り込んだ不要な罪悪感を
解放し「 親軸」から「自分軸」へシフトする
“書き出す親離(しんり)カウンセリング”
親離カウンセラーの井上秀人です。
自己防衛シリーズの続きです。
自己防衛するに至ったネガティブな体験が人間関係
における「ルール」を作り、そのルールが今の大人に
なったあなたを苦しめていて、役に立っていないので
あれば手放しましょう、
というお話をしてきました。
手放す際のコツは自分自身に「質問」をするのがポイントで
■「ここ最近、1番○○・・・」という切り口で質問する
⇒印象に残っている出来事や感情を伴った出来事を見つけやすく、
1番という選択をする事から、本人が本当に悩んでいる出来事に
結びつく可能性が高い
■場面を細かく分けてイメージする
・仕事の人間関係
・家庭での人間関係(夫、妻、子供)
・家族との人間関係(両親、兄弟姉妹、祖父母)
・友人との人間関係
・趣味や習い事での人間関係
・子供のママ友との人間関係
⇒それぞれに振り返って「共通する出来事がないか」といった視点で
見ていくと、より具体的な自分の防衛手段=ルールを探すことができます。
以上のポイントを踏まえて、
痛みから身を守るために身につけた防衛手段について考えていきます。
例えば、以前の私の例でお話すると、
「目立つと攻撃されるからなるべく目立たないようにしよう」
と行動してました。
会議で発言しなかったり、自分の本音を出したり、自己主張する事を
恐れていました。
その結果、
そんな自分を責め、ストレスが溜まり、お酒を飲んだ時だけ
自己主張する・・・・。
抑えていた衝動を吐き出すかのように「喜怒哀楽」を出し
他者承認を求めてました。
結局、その時の気持ちよさや居心地の良さが忘れられず
(2日良いは居心地悪いですが・・笑)
繰り返してしまっていました。
見て見ぬ振りや否認をしていましたが、自分で1番苦しいのが分かってました。
そんな自分に客観的に気づき、その感情を認めて解放してあげる事で、
楽に生きられる事が出来ます。
気持ちに余裕ができ、安定もするので、いちいち周囲に振り回されにくくなり
自分の気持ちや感情を受け入れ、「OK」が出せるのです。
「他人軸ではなく、自分軸で生きる」
事が可能となります。
そんな生き方が出来れば、外的なもので充たさなくても済みますし、
何より人生を前向きに生きられ、自ら自分の人生の舵取りが出来るので
「後悔の少ない、価値ある生き方」を選択できるのです。
次回、そんな私の体験をもとにして気づきを促す方法を深堀していきますね。
【編集後記】
今日は父の日だったので、娘からは幼稚園で作った似顔絵を描いた
工作。息子からは手紙をもらいました。息子の手紙の中に
「いつもおせわになってくれてありがとう」という言葉が・・。
一瞬いろいろ考えてしまいました(笑)
さっそくデスクの壁に手紙を貼りました。