モーニングクエスチョン

■ コラム

毒親への罪悪感を抱えたまま大人になって
しまったあなたへ

90日で毒親から取り込んだ不要な罪悪感を
解放し「 親軸」から「自分軸」へシフトする
“書き出す親離(しんり)カウンセリング”

親離カウンセラーの井上秀人です。

私たちは、無意識に何かを思考し続けています。

そして、「何を」考えているのかでその日1日の現実が決まってしまいます。

意識出来ていればいいのですが、無意識なので厄介です。思考のパターンや癖が知らず知らずのうちに悪い方へ悪い方へといってしまうと、その日1日が憂鬱かもしれません。すでに1日が始まるときにはその日の不安や嫌な事を考えてしまい、自らつまらない1日にしてしまっている事もあるでしょう。

そうすると悪い事ばかりに意識がいってしまうので、ちょっとした事でも過剰に反応してしまい、自分や相手を責めたり、相手の顔色ばかり伺ってしまうかもしれません。

そして1つでもそんな出来事があると、やっぱり今日1日は嫌な日だったと確信を深めてしまいます。

ただその逆で、無意識を意識的に望む方向に持っていく事が出来れば、1日を言い気分でスタートすることが可能となります。

セルフケアのスキルの1つに「モーニングクエスチョン」というものがあります。

その名の通り朝自分に問いかける質問です。

質問すると脳が勝手に検索して探し出すように、まるでサーチエンジンの如く機能します。

特別な事もお金もかかりません、自宅でも簡単にできるのでご紹介します。

【モーニングクエスチョン】

◆今、私の人生で何が幸せだろうか?
◆今、私が感謝できる事は何か?
◆今、私が一番大切にしている事は何だろう?
◆今、私は誰を愛しているだろう?
◆今、私を愛してくれているのは誰だろう?
◆今日、どれだけの人を笑顔にできるだろう?

朝起きたては意識がハッキリしていないので、無意識にメッセージが入りやすいのです。

夜寝る前も同じく効果的です。

質問をすることで、意識が勝手に答えを探してくれます。幸せや感謝、大切な人、もの、恵まれている環境に意識を向けるとそれだけで1日の過ごし方が大きく変わります。

人間の感情はちょっとした事で変化します。どんなにヘトヘトでも目的地が見えたり、探し物を見つけたら、途端に元気が湧いてくるように、意識を良いエネルギーに持っていく事は案外簡単なのです。

それと人間は2つの感情を同時に味わう事は難しいという脳の構造がありますので、その効果もあります。

ぜひ、試してみてください。

習慣になれば、自分の感情を日常生活でコントロールしやすくなり、変化を感じるはずです。

 

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