毒親への罪悪感を抱えたまま大人になって
しまったあなたへ

90日で毒親から取り込んだ不要な罪悪感を
解放し「 親軸」から「自分軸」へシフトする
“書き出す親離(しんり)カウンセリング”

親離カウンセラーの井上秀人です。

前回のコラムではこんな話を書きました。親の不仲やモラハラ、DV、子供への支配など
予測のつかない家庭で育った場合、子供は自己を防衛し生き抜く為に、自分が出来る役割を演じる事になります。
実は、子供の頃に無意識に身につけたその役割を大人なっても演じ続けているのです。
その影響が大きいと、大人になってから人間関係に苦労する事になります。

パートナーとの不仲や、毎回同じような悪い結果に陥る恋愛関係、

子供への教育、会社内での人間関係、そして対自分との関係・・・・。

自分で自分の事をどう思っているのかの「自己評価」がその人の人生の行動パターンを

決めるといっても過言ではありません。

それだけ、育った環境というのは大きいのです。
もちろん、その後の本人の努力や出会い、環境でいくらでも自己評価はプラスに変える事が可能です。

※前回のコラムの詳細を知りたい方はこちらからどうぞ
話を戻しますね。
子供の頃に無意識に身につけてしまった役割にもいくつかパターンがあります。

下記にその役割を書きます。

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1.ヒーロー(優等生)
家族の名誉を守るため、周囲に認められるような「良い子」でいようとする。
家族の問題をなんとか管理しようと必死の努力をする

2.スケープゴート(身代わり)
トラブルを起こすことで、少しでも目を向けてもらおうとする。
この問題行動は、家族のSOSを外に向かって代弁する役目も果たす

3.ロスト・チャイルド(いない子)
気配を消すことで家族の安全に貢献する。感情や要求を表さずに、
自分の周囲にバリアを張って、火の粉からかろうじて身を守る。

4.クラウン(道化師)
おどけた愛らしいしぐさや、冗談に紛らすことで、家族の緊張を
緩和する。自分自身の心の痛みも、道化師の仮面の下に覆い隠す。

5.ケアテイカー(世話役)
他の家族のニーズに応え、なぐさめたり、愚痴を聞いたり、相手の望みを
キャッチして行動する。誰かの役に立つことで自分の安定を保つ。

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私は小中学生の頃1でしたが中学高校くらいから2になって、仕事においては3と4が強かったです。

ほとんど入ってますね(笑)・・。

大人になってもこのパターンはなかなか変えられず、むしろ勝手に反応してしまうので、

後でその事に対して自己嫌悪や自分を責める事が多々ありました。

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「あ~、なんで自分の意見を主張できないのだろう、でも意見を言って

否定されたくないし、質問して出来ない人間だと思われたくないしな・・・」

「場の雰囲気が硬いと自分が和ませなきゃと過剰に茶化したり、機嫌の悪い
人がいると自分のせいだと思ってしまい少しでも気分良くなってもらおうと振舞ったり・・・・。」

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こんな葛藤を幾度となく味わってきました。

そんな雰囲気に耐えられなかったのですね。

あなたはそんな経験ありますでしょうか?

誤解して欲しくないのですが、決してこれらの役割を否定する必要はありません。

・・・・と、今なら言えます。

凄く自分の嫌いな部分ではあったのですが、子供時代をたどっていくと
こんな風に考えられるようになりました。

むしろ自分が生き抜くために身に付けた処世術なので、見方を変えると
自分を他者の攻撃から守るためには必要な役割だったのです。

このように、その生き方は強みにもなりますが、自分が必要以上に
生き辛かったり、人間関係が上手くいかなかったりする事が多い場合は、

自分と向き合うサインなのだと私は捉えております。

処世術は生きてく過程で身に付けたものなので、後天的といえます。
先天的ではないので、治すことが可能なのです。

治すことが出来るのであれば、変えたくないですか?

私は変えたかったです。

そのためには、古くなって使えなくなってしまった行動パターンに気づく事が必要です。

気づけば新しい行動パターンに少しずつ変えていけばいいだけです

まるで使い古された窮屈な靴を脱いで、新しい靴に履き替える感覚です。

新しい靴も最初は馴染むまで、指に当たったり靴ズレしたりしますよね。

でもしばらく履いていたら、自然と足の形に馴染むようになります。

なんとなく伝わりますでしょうか?

これらの葛藤や苦しみから解放され、自分の人生を歩む事が出来ると苦しみを経験しているからこそ、より自分や他人を尊重できます。

その姿を見て他人は勇気づけられます。
その経験を必要としている人が世の中にはたくさんいるはずです。

これが「コンプレックスが強みに変わる」という事です。

その経験が心の投資となり、結果、未来の自分に何倍もの効果となって返ってきます。

私もその経験をしてきた1人です。

もし、今、あなたがが履いている靴が窮屈でしたら、新しい自分にフィットした靴に履き替えませんか?

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【編集後記】

親へのマイナス感情を受け入れ、認められると驚くような変化が訪れます。

うまくいえませんが、自分の人生を力強く生きていこう!と思えます。
依存から自立への一歩を踏み出せ、周囲の環境を言い訳にしなくなります。

他人の目が気にならなくなり、感情に振り回されにくくなります。
相手は相手、自分は自分と割り切る事が出来るので、

いい意味で頑張る必要がなくなります。
(他人の評価を気にして頑張るのではなく、自分の生きたい人生の
ために自然に行動していると、同じ波長の人が引き寄せられます。

人生1度きり、行動する事で問題は必ず解決します!

その行動のサポートを必要としている方がいる限り、私は全力で
その方の人生に寄り添います。共に成長していけたら最高に嬉しいです