毒親への罪悪感を抱えたまま大人になって
しまったあなたへ

90日で毒親から取り込んだ不要な罪悪感を
解放し「 親軸」から「自分軸」へシフトする
“書き出す親離(しんり)カウンセリング”

親離カウンセラーの井上秀人です。

以前、面前DVのお話を書きました(その時のコラムはこちらからどうぞ→面前DV

面前DVとは子供の目の前で両親がモラハラやDVを繰り広げることです。
親自身が満たされていないと子供にしわ寄せがきます。

子供は幼い頃から愛する両親の暴言や暴力を見ることで、成長するに
つれて怒りの感情を覚えるようになります。

私の場合は、父との確執・葛藤に悩んできましたが、同時に父に全人格を
否定されても、一切逆らえず支配されてきた母の姿を幼い頃から見て育ちました。

そして私自身、そんな母の姿を見るのが辛く、助けてあげられない自分の
無力さを責めてきました。

ただ、その時に素直に怒りを出せれば良い方です。
親に直接感情を出せなくても、外的なものに依存して忘れようとしたり、
同じように悲しみを抱える仲間とつるむようになったり。

何より孤独が1番よくありません。

怒りの感情が親にストレートに出せなくても、何らかの形で
外に出せていれば、少しでも痛みが和ぐという理屈です。

一方、表に出せない(出してはいけない)と思い込み、無意識に感情を
感じないようにしてしまう子供もいます。

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親は愛すべき存在だから、怒りの感情を出すなんてもってのほか。
もし出したら自分の居場所がなくなってしまう・・・・。

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このように本当の感情を押さえ込み、親の前では良い子を演じるように
なるのです。

子供にとっては安全な居場所、十分な関心と愛情が与えられず、
次第にその環境で生きる術を無意識に模索します。

親自身、自分が子供時代に親から必要なものを得られずに育っている
ことが多く、自分が経験していないものは、子供に与えることができません。

子供は親の言動、行動に過敏に反応し常にアンテナが外に向かってます。

常にピリピリと親の機嫌を伺う緊張感のある生活を強いられます。

その生き方がそのまま大人になっても続き、他人の評価や期待を
過剰に気にし、怒られないように自分の主張を抑え、波風立てない事を
良しとする生き方になってしまう傾向があります。

外面ばかりに意識を向けている結果、自分の内面に意識が向かず、
自分の感情や価値が分からないという事が起きるのです。

このように、予測のつかない中で育つと自分を防衛し生き抜く為に、
子供は自分が出来る役割を演じる事になります。

その役割を大人なっても演じ続けているのです。

その役割にもいくつかパターンがあります。

また詳しくは次回のコラムに書きますね。

【編集後記】

無意識のなかで望まない人間関係の行動パターンを繰り返すのは、
親の影響が多分にあります。
気づければ良いのですが、多くの方は気づいてません。
今では「役に立たない」親の価値観に縛られ続けているのです。

実は、私自身、そんな生き方をずっと繰り返してきました・・・。
気づけたきっかけは心理の学びでしたが、1人でも多くの方が
自分の価値を見つけ、親の人生ではない自分の人生を悔いなく
生きて欲しい・・・。

そして、親の大切さに気づき、純粋な気持ちで親孝行できる社会に
していきたいというビジョンを持って、

私に出来る事を1つ1つ形にしていきます。

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