毒親への罪悪感を抱えたまま大人になって
しまったあなたへ
90日で毒親から取り込んだ不要な罪悪感を
解放し「 親軸」から「自分軸」へシフトする
“書き出す親離(しんり)カウンセリング”
親離カウンセラーの井上秀人です。
前回からの続きです。
前回の話を簡単にまとめますと、
自己防衛するに至ったネガティブな体験が人間関係における「ルール」を作り
そのルールが今の大人になったあなたを苦しめている、役に立っていないのであれば
手放しましょうというお話をしてきました。
手放す際のコツは自分自身に「質問」をするのがポイントで、
理由は、「脳は空白を嫌う」からだとお伝えしましたね。
このように振り返ることで記憶の定着は上がります。
繰り返し繰り返し覚えたことって、そう簡単に忘れないですよね。
掛け算の九九や元素記号、「嘘だヨーグルトンガラシンジマエビフラインドの山奥♪・・・・・」
という良くわからんフレーズも小学生の頃に流行りました。
知ってます?(笑)もしや私だけ!?
・・・・、こんな意味不明な内容でも30年近く経っても、まだ覚えてるんですね( ̄▽ ̄)
話を戻しますね。
質問をするときのポイントなのですが、
そんな簡単に過去を思い出せないよ~という方におすすめの質問スタイルがあります。
ある特定の質問、
ここでは、
あなたが「痛みから身を守るために身につけた防衛手段」について考えます。
・ここ最近、あなたが他人の視線を気にして自分の意見や行動を
表に出せずに1番後悔した事は何ですか?
こんな質問の仕方で過去を振り返ってみます。
「最近、1番○○・・・」という切り口だと印象に残っている出来事や感情を
伴った出来事の可能性が高く、1番という選択を無意識に取捨選択する
事から、本人が本当に悩んでいる出来事に結びつく可能性が高いのです。
更に場面をイメージすると効果的です。
・仕事の人間関係
・家庭での人間関係(夫、妻、子供)
・家族との人間関係(両親、兄弟姉妹、祖父母)
・友人との人間関係
・趣味や習い事での人間関係
・子供のママ友との人間関係
など、それぞれに振り返って「共通する出来事がないか」
といった視点で見ていくと、より具体的な自分の防衛手段=ルールを
探すことができます。
次回、そんな観点から更に質問を深堀していきます。
具体的な部分にフォーカスするので分かり易いと思います。
【編集後記】
我が家の子供達は就寝時間20時と早めです。毎日10時間以上
寝ている計算になります。う、羨ましー!寝る子は育つから良いか^^
20時には子供を寝かしつけるので妻も割と寝るの早い方なのですが、
珍しく昨日は24時近くまで起きてました。
どうしたのかな?と思ったら幼稚園のPTA役員の仕事を
していました。色々大変なんだな・・・と思いながら、妻は
責任感が強いタイプなので、あまり無理はしないでほしいな~、
と、背中を見て昔の自分を思い出した、そんな夜でした(どんな夜だッ!笑)