痛みの裏には才能がある

■ コラム

毒親への罪悪感を抱えたまま大人になって
しまったあなたへ

90日で毒親から取り込んだ不要な罪悪感を
解放し「 親軸」から「自分軸」へシフトする
“書き出す親離(しんり)カウンセリング”

親離カウンセラーの井上秀人です。

親の前で「良い子」または「悪い子」を演じ、幼い頃から自分の本音を隠し、喜怒哀楽を抑えて生きてきた人々に共通することがあります。

それは、辛く苦しい現実に対峙しても「助けて」の一言を周囲に言えない事です。

弱音をなかなか吐かないのです。

助けてと言えないのは相手を愛していないから。信用していないからです。

でも、見方を変えれば、そんな経験をしてきたからこそ、同じ思いをしている人に対して、何をすればいいか、そして、何をされたいかが分かります。

「痛みの裏には才能がある」

本人にとっては辛く苦しいことも、そこから抜ければ、同じ思いをしている方にとっては大きな励み、支えになります。

例えば、

・治療不可能といわれていた難病を克服し、同じ病で苦しむ人達の希望となる

・家族を亡くし、その悲しみを乗り越えた経験を同じ遺族を亡くした方々に伝える活動をする

・うつ病を克服し自分のライフスタイルを見つけた経験を同じうつ病で悩む方々に伝える

かくいう私も親子関係で悩んできた経験を現在、活かしています。

人間、痛みを知っている人ほど、人の気持ちが分かるようになります。

人の役に立てることが分かると、物事の捉え方が変わり、自分の過去を肯定する事につながります。

そこから自分の生きる意味を見いだせる事もあるのです。

人生にムダな事はないのですね。

辛い出来事の渦中にいると、なかなかそんな事を考える余裕がないのも、痛いほど分かります。

でも必ずその出来事が、将来の自分へとつながっていきます。

その糸をぶつ切りの糸で終わらせるのか、太く長い糸に育てていくのか。

それは、今の生き方が決めます。

どんなことでも乗り越える事が出来ると信じ、希望を捨てずに、「今ここ」で生きていきましょう。

必ずその経験は誰かの役に立つはずです。

私もそんな生き方をしていきます。

共に人生を意味あるものにしていきましょうね!

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