毒親への罪悪感を抱えたまま大人になって
しまったあなたへ
90日で毒親から取り込んだ不要な罪悪感を
解放し「 親軸」から「自分軸」へシフトする
“書き出す親離(しんり)カウンセリング”
親離カウンセラーの井上秀人です。
あなたは何か嫌な出来事が起こった時、相手に伝えずにグッと我慢してしまう方ですか?
それとも、はっきりと自分の感情を伝える方でしょうか?
日本人には前者のタイプが多いと感じます。
相手に嫌われたり、自分自身も嫌な感情を味わいたくないので、あえて口には出さずに我慢する方を選ぶのが大きな理由なのではないでしょうか。
波風立てずに今までの関係を続けたいという気持ちは、少なからず誰もが持っている感覚だと思います。
時には波風立てない選択が必要な場面もあるでしょう。
しかし、毎回そのように自分の感情を無視して抑圧してしまうと、そのことが癖になってしまいます。
自分さえ我慢すれば良いのだという考えが無意識のうちに出来てしまいます。私自身、自分の感情を表には出さない(出せない)タイプでしたので、長年沁みついてしまった癖を変えるのには苦労しました。
家族にはストレートに感情を出せるのですが、仕事となると正反対でした。
このように自分の本心と行動が矛盾した行動が続くと、ストレスが気づかないうちに溜まり、何かしらの外的なものに依存したりする傾向も出てきます。意識できていれば対策や改善案を考えることも可能ですが、無意識になってしまうとそのことにすら気づきません。
無意識に満たされない思いを外的もので代用しようとするのです。
買い物、過度な食事、ギャンブル、ネット、恋愛、SEX、アルコール・・・・
私の場合はお酒でした。お酒を飲むと自分の感情をストレートに表に出せるので、ハマるのに時間はかかりませんでした。喜怒哀楽も凄い出すので、怒ったり笑ったり泣いたり、客観的にみるとだいぶ面倒くさい人だと思います(笑)
自分の本心にふたをすることは、自分に嘘をつくことでもあり、結果的に自分を裏切ることにもなります。
それが重なると自己不信になるので、自信がなく自分を好きになれません。
矛盾を抱えて生きるようなものです。
かといって、いきなり変えるのも難しい。
人間は恒常性を求める生き物なので、本能的に変化を受け入れづらいようにできています。
環境が変わると最初はなかなか落ち着くまで苦労しますが、数か月も経つと落ち着きますよね。引越しをしても数ヶ月経過すると当たり前の環境となり「住めば都」なんて言葉もあります。
そう考えると、自分の感情を表に出すことも決して不可能ではないのです。
こんな経験をあなたもした事がありませんか?
意外とやってみたら大した事なかったなんてこと・・・。
そうなんです、全ては「思い込み」からスタートしているといっても言い過ぎではないのです。
自分の中の恐怖という名の「思い込み」を消すこと。そのためには、自分の本心と正面から向き合い、受け入れる事が最初のスタートです。
なかなか感情を出せないときは、まずは自分の本心を紙に書くだけでも効果があります。
紙に書く=自分の感情に向き合い、受け入れる行為
になるからです。
怒りの感情があれば、殴り書きして、破り捨て、ごみ箱にポイしてしまうだけでも、良いのです。
なぜなら、
「あ~、自分は本当はこういう風に思っていたんだ」
と客観的に思考することは、感情を受け入れる事だから。
感情は表に出すだけで、だいぶ変わります。表に出さず我慢するから、苦しくなるのです。
いきなり変えようとするのではなく、まずは練習するような心構えで、今自分にできる事から1つずつ取り組むことをおすすめします。
日常と少し違う行為を入れるだけで、変化は訪れます。
その繰り返しが、自分の視野を広げ選択肢を増やし、ちょっとやそっとでは崩れない強固な土台となるのです。
気が付いたら自分を客観的に見る癖がついているはずです。
「他人に嫌われる事を優先するよりも、自分を裏切らないことを優先しませんか?」
そうはいっても1人でいきなり取り組むのは難しいですよね。
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