毒親への罪悪感を抱えたまま大人になって
しまったあなたへ
90日で毒親から取り込んだ不要な罪悪感を
解放し「 親軸」から「自分軸」へシフトする
“書き出す親離(しんり)カウンセリング”
親離カウンセラーの井上秀人です。
さて、前回はモラハラの隠れたシステムとは?というお話をしました。
読んでいない方はこちらのサイトに書いてるのでどうぞ。
⇒モラハラの隠れたシステムとは?
今回でモラハラの話はいったん終わりになります。
モラハラ関係のメリット
モラハラの加害者と被害者にはメリットがあるのですが、覚えてますか?
そのメリットとは、
・加害者のメリット⇒「優越感」
・被害者の「メリット⇒「罪悪感」(自ら行動しなくても済む)
これらの感情が、家族内のシステムとして定着してしまうの
がモラハラの問題なのでしたね。
思い出しましたか?
では、なぜシステムとして定着してしまうのかをお話します。
大きく2つの理由があります。
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動画でも話してみました。
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モラハラが起こる2つの理由とは?
今日は結論から先にお話ししちゃいますね。
①お互いに自尊心(セルフイメージ)が低い
②世代間連鎖を繰り返している
まず①の自尊心(セルフイメージ)が低いですが、
そもそも加害者が被害者を攻撃してまで優越感を感じなきゃいけないのは、
自分に自信がないからです。
加害者は被害者を攻撃することで、そんな弱い自分を否認することが
できます。
そして優越感(しょせん偽りですが・・・)を得ることで、なんとか
自分の存在を保っているのです。
一方、被害者も加害者の行為を受け入れてしまい、
「きっと私のせい・・・」
と自尊心(セルフイメージ)が低いがゆえに、自己否定を繰り返し、罪悪感を抱えます。
こうすることで、自ら行動を起こしたり、本当の自分の心を
見つめなくて済んでいるのですね。
ほら、こうして見るとお互いにメリットがあるのでやめられない関係
(むしろ嫌だと言いながらも潜在意識では望んでいる)になってるのです。
ある方はモラハラ関係にある人達をこのように言ってました。
「まるで檻の中にライオン(加害者)と一緒にいるようなものだ」
仮に檻が空いていても、被害者は逃げようとしません。
ライオンを見捨てて自分だけ逃げることに罪悪感を感じてしまうのです。
「え~!!」「何で!?」
と思いますよね。
でも当人同士は、モラハラ関係にどっぷりはまっているので
正常な判断が出来ないのですね。
だから周囲にも「助けて」と言えないし、相談出来ない人が多いのです。
2つめの「世代間連鎖」ですが、モラハラ関係や共依存関係に陥り
やすい人の特徴に、当事者の親も同じような不健康な関係を
繰り返してきているというパターンが多いです。
無意識に親の人間関係を引き継いでしまうのですね。
正直、こういった構造を知ってしまうと、もの凄いジレンマを
感じてしまいます(>_<)
早く気づいて~!って。
でも結局は本人が気づかないと始まりません。
これを読んで思い当たる節があったり、身近に似たようなことで
苦しんでいる人がいたら、ぜひ行動してみて下さい。
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動画でも話してみました。
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行動するきっかけの1つにこの本をおすすめします。
夫からのモラル・ハラスメント 愛する人からの精神的イジメ
苦しいのはあなた一人じゃない
まっち~(河出書房新社)
たまたま本屋で手に取ったのですが、著者自身がモラハラ被害者で
内容も読みやすく、どのようにして乗り越えたのかを具体的に書いてます。
相談にものってくれてるそうなので、興味のある方は読んでみて下さい。
【編集後記】
ようやく私の初出版本のタイトルが決まりました^^
タイトルは「毒父家族 親支配からの旅立ち」です。
けっこうハードなタイトルです(汗)
必要としている人に届いたならこんなに嬉しいことはありません!
私の力なんてちっぽけですが、繰り返し発信し続けることで
必ず状況は良くなると信じてます。
また詳細はメルマガで発信しますのであなたにも
ぜひ購入してもらえると嬉しいです!!
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