毒親への罪悪感を抱えたまま大人になって
しまったあなたへ
90日で毒親から取り込んだ不要な罪悪感を
解放し「 親軸」から「自分軸」へシフトする
“書き出す親離(しんり)カウンセリング”
親離カウンセラーの井上秀人です。
アダルトチルドレンの育ってきた環境の要素の1つに
厳格で硬直的な家庭環境が挙げられます。
子供に意見させない、親は絶対、価値観を押し付け親の期待通りに育たないと理不尽に怒られる・・・
いわゆる毒親ですね。
とにかく子供の存在は親の自尊心を埋める為、世間体を気にする基準にすぎません。
親がその事を理解してないから、なおたちが悪い。
自分のやり方は正しいと本気で信じ込んでいます。
人間は大抵、自分が正しいと思っています。いや、思いたい生き物です。
なかなか間違いを認めないし、認めたくないのです。
認めないから、自分が正しいと信じ込んでしまうのです。
子供を育てる立場の親という存在になると、いっそう自分は正しい育て方をしているんだ!と盲目的になりがちです。
親の親(祖父母)もそのような育て方をしてきたケースが多く、親はそんな育てられ方しか知りません。
そして同じ育て方を繰り返していきます。機能不全家庭が伝染していくのです。
辛く苦しい思いをしてきたのに・・・・、こんな思いはしたくない!と思ったはずなのに。
あまりにも幼い非力な自分には、親の存在が大きすぎて何もできず、ただただ気に入られる事に必死でした。
そんな子供が大人になり、良い子を演じ続け、アダルトチルドレンとして子供の頃に本当は出したかった感情を抑えたまま生き辛い人間関係に悩んでいます。
自分の意見を言えずに苦しみます。
本当はNOと言いたいのに嫌われたくないから言えません。
気に入られようと物わかりのいい振りをして自分の本当の心を抑圧するのです。
ずっと本当の自分を認めない様に生きているのです。
苦しくて当たり前ですよね。
内面にフォーカスせず外面にばかりフォーカスするので、すべての基準を外側に求めます。
だからいつまでたっても満たされません。
空虚で欠乏感を感じ、そんな感情を見て見ぬふりをして、外的なものに依存を繰り返します。
そして周りに認められるために、自分の存在を完璧にしようと必死に努力します。
完璧主義に陥っていきます。
その本当の想いは、
親に認められるため。あるいは、親から拒絶される不安を減らすため。
そのため、物事を常に正しくやらなければならなかったのです。
間違いは決して認められなかったのです。
考えてみて下さい。
そんな感情を常に心に抱いていると客観的に知る事が出来れば、怒りを感じるはずです。
悲しみを、悔しさを感じるはずです。
まずは自分に聞いてみて下さい。
あの時、
悲しかった?
悔しかった?
怒っていた?
本当はどうされたかった?
なんて言ってほしかった?
どんな風に接して欲しかった?
愛してほしかったよね?
あなたの本当の声を聞いてみて下さい。
しっかりと聞いたあげるだけで少しスッキリした気持ちを感じる事が出来るでしょう。
肩の力が抜けて客観的に自分を見る事が出来ているのを感じる事が出来るでしょう。
まずはそこからゆっくりと始めてみましょう。
今日はここまでにします。
また書きますね。